【2023 spring】ぽっちゃりさんの喪服選び＆おすすめブラックフォーマル5選

そろそろキチンとしたブラックフォーマルを揃えたいけど、ぽっちゃりな私はどんなものを選べばいい？　久しぶりに喪服を着てみたら、体形が変化してチャックが閉まらない……。そんな方に向けて、体形をカバーしてくれる喪服の選び方をご紹介します。

同時に、2023年春時点でネット購入できるおすすめの商品もガイドします。突然の訃報でも慌てないよう早めに準備しておきましょう。

まずは喪服選びの基本をチェック

冠婚葬祭で着用する礼服（フォーマルウェア）のなかで、葬儀の際に着用するのが喪服です。喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」があります。

●正喪服…喪主や遺族など主催側が着用

• 光沢・透け・装飾のない漆黒の無地
• スカート丈は膝下～くるぶし丈（長いほど格式が高い）
• 極力肌を見せないよう長袖＆襟元も詰まったデザインの方が格上

●準喪服…一般の会葬者が着用

• 漆黒で、リボンやレースなどの多少の装飾は可
• 袖丈は肘が隠れる7分丈～長袖
• スカートは膝下～8分丈（座ったとき膝が出ないように。逆に長すぎると格が上になりすぎるので8分丈以上にならないよう注意）

●略喪服…お通夜や急な弔問で喪服が準備できない会葬者が着用

• 黒、濃いグレーや紺のスーツやワンピース
• 袖丈は肘が隠れる7分丈～長袖
• スカートは膝丈～8分丈

最近は喪主や遺族も準喪服を着用することが一般的になっています。そのため、準喪服のなかでも、喪主はより格上のタイプを選び、会葬者は喪主より格上にならないよう配慮することも大切です。

また地域にもよりますが、最近はお通夜のみに訪れる会葬者も多くなってきていることから、お通夜であってもほとんどの方が準喪服を着用しています。急な訃報であってもすぐ準喪服を着られるよう準備しておき、できるだけ略喪服で通夜に行くのは避けるのがよいでしょう。

喪服は頻繁に買い替えるものではないため、これらのマナーをふまえたうえで、長く着られるよいものを選びたいものです。特に女性は、妊娠・出産などの影響もあり体形が変化しやすいもの。この先、5年、10年と体形が変化しても対応できるよう、ゆったりとしたサイズ＆デザインのものを選ぶのがおすすめです。

では具体的にどんなことをポイントに選べばよいのか、今回は会葬者として準備しておきたい準喪服について、具体的なおすすめ商品とともにご紹介します。

ぽっちゃりさんの喪服選びポイント①

Aラインのワンピースなら体形をひろわないから、長く着られる

体形をカバーしてくれる王道デザインといえばAライン。末広がりのフレアースカートで、おなかや腰、太ももまでしっかりカバーしてくれるので、体形を気にせず着ることができます。

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胸元フリル付きフォーマルワンピース

マタニティでも着られるゆったりとしたAラインのワンピース。締め付けがなく、長時間着ていても疲れないふわりとしたデザインながら、キチンとした雰囲気もある上品な一着です。胸元は二段のティアードデザイン。ふくよかなバストラインもしっかりとカバーしながら、女性らしさも演出してくれます。

ぽっちゃりさんの喪服選びポイント②

コクーンシルエットのワンピースでおなか回りをしっかりカバー

繭のように丸みを帯びたコクーンシルエットのワンピースなら、胸からおなかやお尻、太ももまでをしっかりカバー。これなら、多少の体形の変化には余裕で対応可能です。
スカートの裾が長くなりすぎないように注意しながらサイズを選び、黒いストッキングに細めのヒールを合わせて足首の細さを強調すれば、細く見える効果も期待できそうです。

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ゆったり着こなすコクーンワンピース

体形をひろいにくいシルエットは、着心地も抜群です。深い黒色の生地はやや張りがあって透けにくい上質なもので、カジュアルになりすぎない美しいラインをキープ。前開きファスナーで着脱簡単。さらに、長袖の袖口は伸縮性があり、手洗いや炊事の手伝いなどの際にはさっと引き上げることができて便利です。

ぽっちゃりさんの喪服選びポイント③

隠すだけでなく、メリハリのあるアンサンブルで着痩せ効果も

ベーシックなアンサンブルの喪服なら、通夜からお葬式、法事まで、どんなシーンでも安心して着ることができます。アンサンブルでは、体形を隠すだけでなく、見せると隠すをバランスよく、メリハリをつけることで、着痩せ効果が期待できます。ジャケットのウエストが少し高い位置で絞られている場合は、足を長く見せてくれる効果も！

▼例えば、おすすめはこれ！▼

大きいサイズのフレアワンピースとジャケットの組み合わせ

15号～23号までのぽっちゃりさんサイズのアンサンブル。ゆったりと楽な着心地なのに、メリハリのあるデザインだから着痩せ効果が得られて、キチンと上品に見えるのがポイントです。ジャケットの襟元はシャープなデザインになっており、首回りをすっきり見せてくれます。ウエスト部のホック（リボン）を止めることでしっかりメリハリが。また、ジャケット下のフレアワンピースは五分袖、ウエスト部に切り返しがあり、ゆったりしたシルエットで体形をカバーしてくれます。

ぽっちゃりさんの喪服選びポイント④

下半身をしっかりカバーできるパンツスタイルを選ぶ

足が太いから見せたくないという方にはパンツスタイルがおすすめです。体系のお悩みだけでなく、普段からパンツばかりで、スカートは履きたくない、受付を頼まれているので動きやすくて防寒対策にもなるパンツがいい……という方もいるでしょう。パンツスーツは略喪服のため通夜はOKだけれど本葬はNGとされていますが、最近はそのあたりのルールもだいぶゆるやかになり、パンツの喪服姿の会葬者もよく見かけるようになりました。カラーは漆黒で、飾りも最小限など準喪服のマナーを守ったものなら、パンツを選んでもさほど問題ではないでしょう。

▼例えば、おすすめはこれ！▼

洗える防しわゆるロールネックブラウスワイドパンツスーツ3点セット

ゆったりとしたパンツで足の太さを隠せるほか、ウエストはゴム入りなので着心地もラク。二の腕をカバーしてくれるふんわり袖のブラウスは、肌触りのよいストレッチ素材を使用。
大人可愛いデザインのノーカラージャケットとのレイヤード（重ね着）スタイルがおしゃれなうえ、きれいなシルエットでキチンと感もあるため、葬儀や法事にも安心して着用できます。

ぽっちゃりさんの喪服選びポイント⑤

縦ラインを強調したシルエットで、すっきり細見え

縦長のラインを意識したデザインを選ぶと、痩せて見える効果が期待できます。喪服ではあまり派手な装飾はNGですが、軽いタックやプリーツなどで縦のラインを強調しているものはおすすめです。また、ロングジャケットで縦ラインを出しつつ腰回りをカバーするのもいいですね。

▼例えば、おすすめはこれ！▼

S～8Lまで9サイズ展開の前開きスタンドカラーデザインワンピース

フロントスリットとスタンドカラーのデザインが印象的なワンピース。縦長ラインを強調するデザインのためすっきり見えるのがポイントです。流れるようなきれいなシルエットや膝が見えない丈なので、体型をカバーしつつ上品な印象です。

ここにご紹介したおすすめ商品はいずれも通販で購入できます。ただ、自分にはどういうデザインが合うのかまったく想像がつかないという人は、機会があれば喪服を販売しているお店に出向き、いくつか試着してみるとイメージがつかめていいですよ。