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メリークリスマス!家族そろってのパーティーレシピ

いよいよクリスマス。街のイルミネーションが美しい季節を迎えました。

Christmasという言葉は、christはキリスト、masはミサを表しており、イエス・キリストの誕生を祝う日とされています。2~4世紀の古代ローマ帝国にペルシアから伝来したミトラ教の「光の祭り(冬至の祭)」という行事とローマ帝国の12月25日に農耕の儀式を行う習慣が融合して、キリストの降誕祭を制定したことが起源と言われています。日本にクリスマスが定着したのは、1900年(明治33年)に明治屋銀座店がクリスマスツリーを飾りつけて話題になったのがきっかけのようです。

今回はアメリカでクリスマスに七面鳥の丸焼きがふるまわれることにちなんで鶏肉料理。こどもから大人まで大好きで、パーティーでも喜ばれるカレー味のフライドチキンをご紹介します。

骨なしジューシーカレーフライドチキン

骨なしで食べやすい、ザクザク衣のカレー味のフライドチキン。ヨーグルトに漬け込むのでお肉がとっても柔らかでジューシー!紙飾りのピックで、骨付きクリスマスチキン風に仕上げました。

<材料(4~6人分)>

  • 鶏もも肉・・2枚
  • 無糖ヨーグルト・・大さじ5
  • にんにく、生姜・・各1かけ(すりおろし)
  • A)薄力粉・・90g
  • A)片栗粉・・30g
  • A)塩・・小さじ2
  • A)カレー粉・・小さじ4
  • A)ガーリックパウダー・・小さじ1
  • 揚げ油・・適量

<作り方>

  1. 鶏もも肉は1枚を6~8等分のやや大き目に切る。
    ポリ袋に鶏肉とヨーグルト、にんにく、生姜を加えて揉み、1時間~1晩冷蔵庫で漬ける。
    揚げる30分前には常温に戻す。
  2. A)をバットで混ぜ合わせて粉を作る。
    1.の鶏肉の周りに粉をまぶす。少し時間をおいて粉を2度づけし、ぎゅっと押さえてしっかり粉をつける。
  3. 170℃に温めた油でキツネ色になるまで揚げる。最後に高温にし、カリっとさせる。

持ち手風紙製ピック

折り紙に切目を入れ、マスキングテープを貼って、骨付きチキンやローストチキンの持ち手に付けるような紙飾りを作ります。楊枝をつけて、ピックにようにお肉に挿すと、骨付きのチキンのようになり、豪華に見えます。

クリスマスリースサラダ(4〜5人分)

リース風に盛り付けた、クリスマス気分が盛り上がるサラダです。

お皿にベビーリーフやレタス等の葉をリース状に盛る。ミニトマトは半分に切り、きゅうりはピーラーで薄く剥いてくるくる丸め、生ハムは半分に切ってゆるく巻いてバラのようにする。レンコンは雪の結晶のように飾り切りにし、さっと塩ゆでする。それぞれの具をリース状に盛った葉の上にトッピングして完成。お好みのドレッシングでお召し上がりください。

れんこんで雪の結晶

れんこんは薄く切って、飾り切りにすると、雪の結晶のように見えてクリスマス気分が盛り上がります。

炊飯器で簡単オニオングラタンスープ(4〜5人分)

炊飯器でほったらかしで玉ねぎがとろっとろ柔らか。手間なしオニオングラタンスープです。

玉ねぎ3個を4等分に切り炊飯器に入れ、水3カップ、顆粒コンソメ小さじ2、塩こしょう少々を加えて炊飯モードでスイッチオン。スイッチが切れたら食べるまで保温にする。食べる直前に耐熱の器に分け、とろけるチーズを乗せて、トースターでチーズが溶けるまで加熱して完成!

クリスマスミニアイスケーキ(4〜5人分)

基本の材料3つ。チョコ、生クリーム、牛乳を同量。ポリ袋と紙コップで簡単に作る濃厚なチョコアイスケーキです。

生クリームと牛乳各200mlを小鍋で軽くまわりがふつふつと沸騰するまで温め、刻んだチョコレート200gに加えてよく溶かす。冷めたら保存袋に入れて冷凍庫で2時間冷やす。袋を揉んで柔らかくし、更に30分ごとに2回揉んで紙コップやベイキングカップに分けて冷凍庫で凍らせる。
固まったらカップから外し、生クリームやフルーツをトッピングして完成!常温になってからが食べごろです。

レシピ考案:ぱお(小島 香)
料理研究家。簡単!時短ごはんや世界の料理、お菓子などを研究し、雑誌やWEBの連載、イベント講師、企業へのレシピ提供などを中心に活動中。

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