ママ&パパの力になる!
おやげんきごはんvol.2
疲れを癒やす
春キャベツと鶏肉の
塩レモンスープ
日々、仕事や子育てに忙しいパパやママ。「なんだか疲れたな」「調子が出ないな」そんなときは内側から元気になれる、旬の食材を使った一品を作ってみませんか。料理家の千葉葵さんに簡単に作れるレシピを考案してもらいました。
レシピ考案:千葉葵
料理家・管理栄養士で一児の母。こども園やデイサービスの給食勤務経験から、簡単ひと手間で新しい味付けの家庭料理を提案。旬野菜をたっぷり使ったご自愛レシピが大人気。Instagramではフォロワー数11万人を超えている(2025年4月時点)。

疲れを癒やす
春キャベツと鶏肉の塩レモンスープ

旬の春キャベツの甘みとやわらかさを生かし、鶏肉のうまみをじっくり引き出した滋養スープ。仕上げにレモンを加えることで、さっぱりと爽やかに。シンプルな塩味が体にやさしく染みわたります。
おやげんきポイント
連休のお出かけや寒暖差など、疲れが出やすく体調を崩しやすい季節は、ビタミンCなどが豊富に含まれ、汁ごと栄養素をいただけるレシピで免疫力をUP。レモンの香りにはリラックス効果も。
<材料2人分>
- 春キャベツ・・1/4玉(200g)
- 国産レモン・・1/2個
- 鶏もも肉・・1枚(250g)
- 塩(肉の下味用)・・小さじ1/3
- オリーブオイル・・大さじ1/2
- 酒・・大さじ1
- 水・・400ml
- 塩(スープの味付け用)・・小さじ1/3
- こしょう・・少々
今月の旬食材
<春キャベツ>

3~5月が旬。
冬のキャベツはずっしりしているものがいいですが、春は巻きがふんわりして軽いものを選ぶのがコツ。
シンプルな塩で味付けすると甘みが際立ち、スープやサラダ、浅漬けにしてもやわらかくおいしくなります。
<国産レモン>

11~5月が旬。
皮にハリやツヤがあり、重みのあるものを選びましょう。
国産レモンは皮ごと使えるのが特徴で、丸ごと使うことで爽やかな香りが広がります。
作り方
- キャベツはざく切りにする。レモンはよく洗い、薄い輪切りにする。
- 鶏肉はトレーの上で満遍なく塩を振り、オリーブオイルを熱した鍋で皮目から3分、裏返して2分中火で焼く。
- 鶏肉は一度取り出し、そのままの鍋にキャベツを入れ、その上に鶏肉を乗せる。酒と水を加え、蓋をして中火で15分煮込む。
- 鶏肉をもう一度取り出して一口大に切り、鍋に戻す。
塩とこしょう、レモンを加えてひと煮立ちさせる。 - レモンが見えるように盛り付ける。
まとめ
レモンの爽やかな香りに包まれて、調理中からリフレッシュ♪鶏肉を焼く鍋と、スープを煮込む鍋が同じなので、洗い物が少ないのもらくちんポイント。ぜひ作っておいしく食べてみてください!