ママ&パパの力になる!
おやげんきごはんvol.1
フライパン1つで作れる
菜の花としらすの出汁パスタ
日々、仕事や子育てに忙しいパパやママ。「なんだか疲れたな」「調子が出ないな」そんなときは内側から元気になれる、旬の食材を使った一品を作ってみませんか。料理家の千葉葵さんに簡単に作れるレシピを考案してもらいました。
レシピ考案:千葉葵
料理家・管理栄養士で一児の母。こども園やデイサービスの給食勤務経験から、簡単ひと手間で新しい味付けの家庭料理を提案。旬野菜をたっぷり使ったご自愛レシピが大人気。Instagramではフォロワー数11万人を超えている(2025年3月時点)。

身体と心を整える
菜の花としらすの出汁パスタ

菜の花としらすを使った、うま味たっぷりの和風パスタ。出汁の風味を生かすことで、シンプルで奥深い味わいに仕上がります。フライパン一つで作ることができるので、忙しいパパ・ママにぴったりの一品です。
おやげんきポイント
菜の花に含まれるカルシウムと、しらすに含まれるビタミンDを一緒に摂取すると吸収率UPに!カルシウムは骨や歯をつくることはもちろん、神経を安定させる作用も。
<材料2人分>
- 菜の花・・100g(1束)
- しらす・・50g
- パスタ(1.7mm使用)・・160g
- 水・・500ml
- 出汁パック(無塩)・・1個
- 塩・・小さじ1/3
- 醤油・・大さじ1/2
- バター(無塩)・・5g
今月の旬食材
<菜の花>

地域差はあるものの1~4月頃まで出回り、2~3月が最も美味しい。
花が開いていると、収穫から時間が経っていることがあるので、つぼみがしっかり締まっているものを選ぶのがコツ。
さっと塩ゆでしたり、油と合わせるなど、苦みを和らげる調理方法がおすすめ。
<しらす>

春(3~5月)と秋(9~11月)の年2回が旬。
ふっくらとしていて、大きさが揃っているものを選ぶのがコツ。
加熱しすぎると硬くなるため、仕上げにさっと加えたり、パスタや卵焼きに混ぜたりするとうま味が引き立っておいしく食べることができます。
作り方
- 菜の花は根元の5mmを切り落とし、3cm幅にカットする。
- フライパンに水、出汁パック、塩を入れ、沸騰したところにパスタを半分に割り入れる。
パスタは袋の記載目安時間茹で、途中くっつかないように数回かき混ぜる。 - 約5分(袋の記載目安時間)経ったところで菜の花の茎部分を入れ、さらに1分後に葉を入れる。
- お玉1杯分くらいの汁気になったら火を止め、出汁パックを取り出す。その後、醤油、バター、しらすの半量を加えて手早く絡める。
- 器に盛り付けて残りのしらすをトッピングする。
まとめ
春の訪れを感じながら、不足しがちなカルシウムもとり入れられるパスタ!お出汁の優しい味も身体と心に染みるはず。ぜひ作っておいしくいただいてみてくださいね。