【献立をパターン化、
勉強タイムを固定化…etc.】
「夏休みがしんどい」
パパママのストレス対策10
子どもにとって、楽しいことがいっぱいな夏休み。でもパパやママにとっては子どもの食事の世話、生活の管理など、やることが増えていつも以上にへとへとになってしまいますよね。そこで、少しでもパパやママのストレスを軽くしたい、子どもとの生活をエンジョイしてほしいと編集部が立ち上がりました!パパ・ママのための、対策アイデア10選をご紹介します!
そもそも、
何にしんどさを感じてしまうの?
家事などやることが増え、
自分時間が減る
まず、しんどいと感じやすいのが食事の用意。毎日3食を用意しなければならず、片付けも必要に。さらに夏休みの宿題のサポートや、子どもの遊びに付き合うなど、夏休みは子どものためにやることがいっぱい!親は自分のために過ごす時間が少なくなり、ストレスが溜まってしまう……なんてことも。
子どもの生活管理をしなければと
気になってしまう
普段なら昼間は学校に行っているため、生活リズムは自然と整いますが、夏休みだと「明日も休みだから……」と遅くまで起きていたり、勉強を後回しにしたりと、子どもの生活リズムが乱れがちに。そんな子どもの様子を見て、「しっかり管理しなければ」とイライラしてしまうことも。
家の中で過ごす時間が
長くなることでモヤモヤ
夏休みになると、子どもたちが家にいる時間が長くなり、兄弟げんかが増えるという声も。さらに子どもとどこかへ出かけたり、子どもの要望に応えて無駄遣いをしてしまったりと、普段よりお金がかかることが、モヤモヤしてしまう要因の一つになるようです。
夏休みのパパ・ママを救う!
対策アイデア10
① 献立を事前に考えておく
昼ごはんや夕ご飯など、献立を事前に考えておくことで、「今日は何を作ろうか」と悩む時間やストレスを減らすことができます。事前に考えておけば、計画的に買い物をすることも可能に。「事前に考えるのも面倒……」と思うなら、献立をパターン化して「何曜日は○○の日、何日と何日は△△の日」など繰り返してもOKですよ。
②冷凍食品や外食に頼る
長い夏休み期間、3食全て手作りする必要はありません!冷凍食品、市販の総菜、外食などをうまく活用して。罪悪感が芽生えてしまうなら「お昼は外食だったから、夜は手作りしよう」「メインは手作りして、副菜は冷凍を使おう」などバランスを意識してみましょう。
ネットスーパーや宅配サービスを利用するのも良いでしょう。ミールキットなど、炒めるだけ、煮るだけでバランスの良いメニューが完成するというものもあります。
③ 夏休みに増えるタスクを夫婦で分担
お昼ごはん作り、宿題サポート、遊びの相手、一緒にお出かけの計画・準備…など、夏休みならではのタスクを挙げて、夏休みが始まる前に夫婦で分担しておくのも重要です。その際、片方に偏りがあったり、納得しきれていないのに押し付けてしまったりすることのないよう注意して。
夏休みが始まった後も、何かあれば随時夫婦や子どもと話し合う時間を作ってください。
④ 宿題や勉強タイムを決める
「午前中は必ず宿題をする時間」など、学習する時間や○○をする時間をしっかり決めて、子どもにルーティン化させれば午後にゴロゴロしていたとしても、親のイライラは少なくなるばかりではなく、自分の時間も作りやすくなるはず。ルールは親が勝手に決めてしまうのではなく、夏休みが始まる前に子どもと話し合って、きちんと「お約束」しておくことが大事です。
⑤ 子どもだけのキャンプやツアーに
参加させる
夏休みになると、子どもだけが参加できるキャンプやツアーがたくさん組まれます。子どもにとっては貴重な体験になりますし、親にとってはゆっくりできる期間に。子どもと一緒に「どこに行きたい?」「何がしたい?」と調べるのも楽しい時間になるはず。
「キャンプやツアーに参加するのは難しい」「ちょっと心配……」という場合は祖父母の家に子どもだけでお泊りに何日か行かせるというのも良い経験になりますし、親の負担感も減ります。
⑥ 親の一人時間を意識して作る
どうしても親の一人時間が減ってしまう夏休み期間は、意識的に時間を作りましょう。週に1回はパパとママが交代して子どもをみる、夜子どもが寝たら……など、しっかり時間を確保することが大事。趣味に没頭する、美容など自分のケアをする、友人と会う……など、思いっきり好きなことをすることで、心に余裕ができ、イライラが軽減するはず。
⑦ 子供と一緒に、
とことんゆっくりする日を作る
家事や育児を「しっかりやらなければ」と思うからこそ、イライラしてしまうもの。「今日はとことんゆっくりする!」という日を作って、家事は最低限に抑え、子どもと一緒に楽しみましょう!子どもと映画を見たり、ゆっくりお茶したり。親と子どもがやりたいことだけに時間を使って。
⑧ テレビや動画、ゲームは
ルールを決めて活用する
「1日●時間まで」など子どもとの間でしっかりルールを決めて、子どもにテレビ、動画、ゲームを楽しんでもらうのも一つです。大好きなコンテンツなら、集中してくれるはずなので、その間、親は家事をしたり、自分の好きなことしたりと気分転換に。
⑨ 行きつけの屋内施設を作る
科学館や、水族館、図書館など……暑い日でも涼しくて、雨の日でも楽しめるような近所の屋内施設を調べておくと活用できます。子どもが気に入りそうなら、年間パスポートを購入するのがおすすめ。何度も行くことで発見があるかもしれません。
⑩ 子供だけでできることを増やす
いつもは親がやっている朝食の準備やお茶の用意などのうちいくつかを、子どもだけでできるようにする機会を増やす工夫をしてみましょう。例えば朝食のトレー、食器、スプーンなど、準備のお手伝いをしてもらう、自分でコーンフレークと牛乳を入れてもらうなど。親も楽になりますし、子どもの自信にも繋がります。
まとめ
「しっかりやらなければ!」「自分の時間がなくなる!」と思うからこそ、パパ・ママはストレスを抱えてしまうもの。お子さんのことを考えるのはもちろん大切ですが、いろいろな工夫や対応方法を活用して自分の気持ちや時間も大事に、無理のない、苦痛を減らした夏休みを過ごしてください。
(イラスト:徳丸ゆう)