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ご祝儀は? ぐずったらどうする?
赤ちゃん&子連れの結婚式参列で
気をつけたいこと

赤ちゃんや子どもを連れて結婚式に参列するとなると、楽しみな反面「ご祝儀ってどうしたら?」「ぐずったらどうしよう」など疑問や不安もたくさん。今回はそんな子連れ参列で気を付けたいことをお教えします。

Check!
子連れで参列していいかを確認

そもそも、結婚式に子どもを連れて参列してもいいかどうかは新郎新婦の考えによります。多くの場合、新郎新婦は招待状を送る前にゲストへ出席してもらえるか打診をしますので、子連れで参列したい場合はそのときに確認しておきましょう。もし聞きそびれてしまった場合は、招待状の宛名に子どもの名前が入っている場合や、「ご家族様一同」となっている場合のみ連れて行くようにしましょう。

Check!
会場の設備や、料理、席次を確認

授乳室やおむつ替えスペースの有無、ベビーカーの利用可否を事前に確認しておきましょう。さらに、子どもの料理について(離乳食の場合は持ち込めるかどうか、アレルギーのことなど)、席の位置(ぐずったときに外に出やすいか)なども聞いておくと安心です。他にも不安な点があれば、新郎新婦に相談を。

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子どもの分のご祝儀やギフトを用意

料理に子ども用プレートを用意してもらう場合はプラス5000円程度、大人と同じ料理を用意してもらう場合はプラス1万円程度のご祝儀を用意しましょう。料理を用意する必要がない乳児の場合は基本的には不要ですが、お礼の気持ちとして3000円ほどのギフトを渡すと丁寧です。ギフトを用意する場合は、式当日に持参せず、事前に渡すか式後に自宅へ届けるようにしましょう。


Check!
ぐずったときのお助けアイテムを準備

音の出ないおもちゃや、お気に入りのぬいぐるみ、軽食用のおやつなど、子どもがぐずったときに活用できるものを準備しておきましょう。塗り絵やシールブック、折り紙など集中して遊べるものもおすすめです。
ただ、荷物の増えすぎには要注意。帰りは引出物も増えますし、ヒールを履いている場合はさらに大変になります。事前に準備をし、持ち物を厳選することも重要です。


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子どもの服装は着心地が悪くないか

子どももフォーマルな服装にすることは大切ですが、動きにくかったり、着心地が悪かったりすると、ぐずりの原因になることも。特に足元は履き慣れていないと痛くなってしまう場合があるため、事前に靴を何度か履いておくなど、慣らしておくと安心です。


Check!
当日、泣いてしまったときの対応法

子どもが飽きて騒いでしまったり、泣いてしまったりしたらその場にとどまらず、式の妨げにならないよう、いったん会場を出て、控室や授乳室に移動をさせてもらいましょう。一度外に出ると気持ちが切り替えられることもあります。


まとめ

赤ちゃんや子どもを連れての参列は、「ちゃんとできるかな」「迷惑にならないかな」と、どうしても不安になってしまうもの。でも、一番大切なのは、新郎新婦をお祝いしたいという気持ちと、周りに配慮する心です。小さなハプニングがあっても、事前の準備と心くばりがあれば大丈夫。子どもがいることで、会場がぱっと明るくなったり、場が和んだりすることもたくさんあります。子どもと一緒にお祝いする1日が、素敵な思い出になりますように。

イラスト:徳丸ゆう


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