ママ&パパの力になる!
おやげんきごはんvol.7
秋バテを乗り切る
さつまいもと鶏肉の梅マスタード炒め
日々、仕事や子育てに忙しいパパやママ。「なんだか疲れたな」「調子が出ないな」そんなときは内側から元気になれる、旬の食材を使った一品を作ってみませんか。料理家の千葉葵さんに簡単に作れるレシピを考案してもらいました。
レシピ考案:千葉葵
料理家・管理栄養士で一児の母。こども園やデイサービスの給食勤務経験から、簡単ひと手間で新しい味付けの家庭料理を提案。旬野菜をたっぷり使ったご自愛レシピが大人気。Instagramではフォロワー数12万人を超えている(2025年9月時点)。

秋バテを乗り切る
さつまいもと鶏肉の梅マスタード炒め

旬のさつまいもと鶏もも肉を粒マスタードで甘酸っぱく仕上げました。隠し味に梅干しを入れることで、秋バテした体にも嬉しい一皿に。
おやげんきポイント
さつまいもは食物繊維が豊富なため、腸内環境の改善をサポート。ビタミンCも含まれ、風邪予防や美肌作りに役立ちます。皮にはポリフェノールも含まれ、紫外線や酸化ストレスから体を守る作用も。さらに梅干しのクエン酸は、疲労回復効果が期待できます。
<材料2人分>
- 鶏もも肉・・1枚(200g)
- さつまいも・・1本(300g)
- 梅干し・・1個
- A塩・・ひとつまみ
- A酒・・大さじ1
- 片栗粉・・大さじ1
- 油・・大さじ1/2
- Bはちみつ・・大さじ1/2
- Bしょうゆ・・小さじ1
- Bマスタード・・小さじ1
今月の旬食材
<さつまいも>

9~10月に収穫され、貯蔵されて甘くなる10月~冬にかけてがおいしい時期。
皮に蜜がにじんでいるものは特に甘みが強い。
作り方
- さつまいもは1㎝幅の半月切りにし、水にさらす。梅干しはタネを取り、ペースト状に叩く。鶏ももは角切りにする。
- 水気を切ったさつまいもを、レンジで600w4分加熱する。ポリ袋に鶏ももと【A】を入れ揉みこむ。片栗粉を加えて全体にまぶす。
- 油を熱したフライパンに、鶏ももの皮目から焼く。中火で1分ほど焼いたら裏返す。
- さつまいもから出た水分をふき取り、フライパンに加える。蓋をして弱火で5分蒸し焼きにする。その間に【B】を合わせておく。
- 火が通ったら、梅干しと合わせておいた【B】を加え、全体に絡め合わせる。
まとめ
粒マスタードと梅干しの組み合わせは意外に思うかもしれませんが、そのおいしさにびっくりするはず。秋口は夏の疲れの蓄積や、気温の変化によって、体に不調が出やすい時期なので、ぜひこのレシピでご自身をいたわってくださいね。