ママ&パパの力になる!
おやげんきごはんvol.5
食欲が低下しがちな日に
梅とうもろこしごはん
日々、仕事や子育てに忙しいパパやママ。「なんだか疲れたな」「調子が出ないな」そんなときは内側から元気になれる、旬の食材を使った一品を作ってみませんか。料理家の千葉葵さんに簡単に作れるレシピを考案してもらいました
レシピ考案:千葉葵
料理家・管理栄養士で一児の母。こども園やデイサービスの給食勤務経験から、簡単ひと手間で新しい味付けの家庭料理を提案。旬野菜をたっぷり使ったご自愛レシピが大人気。Instagramではフォロワー数12万人を超えている(2025年7月時点)。

食欲が低下しがちな日に
梅とうもろこしごはん

みずみずしいとうもろこしの甘さと、梅干しの程よい酸味が絶妙に調和する炊き込みごはん。食欲が低下しがちな夏にぴったりのレシピです。
おやげんきポイント
とうもろこしは高エネルギーで、食物繊維やビタミンB1、B2が、梅干しはクエン酸が多く含まれています。夏にとりたい食材で、食欲を回復し、腸内環境の改善や、疲労回復をサポート。
<材料2人分>
- 米・・2合
- とうもろこし・・1本(約350g)
- 油揚げ・・1枚
- しそ梅干し・・大粒2個
- 酒・・大さじ1
- 塩・・小さじ1/2
- 水・・2合の目盛りまで
今月の旬食材
<とうもろこし>

6~9月が旬。
ピンと張っていて、ひげが褐色でふさふさしているものが◎。実を包丁でこそげ取るときは、芯に沿って浅めに切ると粒がつぶれません。
作り方
- 米を研いで30分ほど浸水し、ざるにあげて水気を切る。
- とうもろこしは皮とひげを取り除き、根元を切り落とす。包丁で実をこそげ取り、残った芯を半分に折る。
- 油揚げは縦3等分にし、短冊切りにする。
- 炊飯器に米、酒、塩を入れ、水を2合の目盛りまで注ぐ。油揚げ、とうもろこしの実と芯、梅干しをのせ、通常通りに炊飯する。
- 炊き上がったら、とうもろこしの芯と梅干しの種を取り除き、梅の果肉をほぐしながら全体をやさしく混ぜる。
まとめ
材料を炊飯器にセットすれば、あとは待つだけでOKなので、忙しいパパ、ママにぜひ作ってほしい一品。生から炊き上げたとうもろこしの甘みと香りが食欲をそそり、油揚げの旨味で奥深い味わいを楽しめる炊き込みごはんです。是非試してみてください。