小学校の入学祝い、親もこどもも喜ぶ贈り物はこれ!
入学シーズンを迎えるこの時期、「知り合いのこどもが小学校に入学するけれど、お祝いは何を選べばいい?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで、プレゼントしたこどもさんはもちろん、親御さんにも喜ばれるお祝い品をご提案します。
逆に、入学祝いをいただく側にとっては内祝い選びが悩みのタネ。内祝いの相場や選び方のポイントについてもご紹介します。
まずは、小学校入学祝いの相場をチェック
小学校の入学祝いの相場は贈る相手との関係性によっても異なり、以下が目安です。
- 孫へは3万円~5万円
- 甥・姪へは5000円~1万円
- 友人や知人のこどもへは3000円~5000円
小学校の入学準備ではランドセルや勉強机、入学式用フォーマルウエア、学用品など揃えるものがたくさんあり、費用もかかります。その足しにと、現金を包むケースも多いようです。
ただ、現金は親が喜びますが、こどもにとっては現金より品物、それも、学用品ではなく大好きなおもちゃを貰う方が嬉しいのでは? 贈る側だって、こどもさんがいちばん欲しがるものをプレゼントして、ダイレクトに喜ぶ顔を見たいという人もいるでしょう。
そこで、親もこども喜ぶ入学祝いを考えてみました。それが、「学習ゲームソフト」です。
「学習ゲームソフト」なら、楽しく学べて親も子も嬉しい!
ゲームと聞くとパパ・ママは顔をしかめるかもしれません。こどもはみんなゲームが大好きで、夢中になりすぎてしまうから。でも、それが学習の要素を持つ内容だったらどうでしょう。
もちろん、時間を制限するなどルールは必要ですが、大好きなゲームを通して楽しく勉強に取り組み、知識を得たり、学習能力を高めたり……それはとても魅力的なことです。
ゲームには、スマートフォンやタブレット向けのゲームアプリと、家庭用据え置き機や携帯用ゲーム機向けのゲームソフトがあります。贈り先のご家庭にどんなゲーム機があるかなどを聞いて選びましょう。また、ゲームソフトにはダウンロード版もありますが、直接手渡して喜ぶ顔が見たいならパッケージ版を選ぶとよいでしょう。
ここでは、6歳前後のこどもに人気のゲーム機で使える学習ゲームソフト(パッケージ版)を厳選してご紹介します。
いまどきの小学生に人気のゲーム機は?
現在、製造・発売中のゲーム機のなかで小学校低学年のこどもが持っていそうなゲーム機と言えば「Nintendo Switch」(任天堂)です。まだ持っていないという場合、親とも相談したうえでゲーム機本体も一緒にプレゼントするのもいいですね。本体の値段は3万2978円~なので、祖父母から孫へのプレゼントに選んだり、何人かでまとまってプレゼントするのがおすすめです。
ちなみに「PlayStation(PS5)」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)は少し難易度が上がり小学校高学年以上におすすめですが、兄弟などの影響で持っているこどももいるかもしれません。なお、任天堂のゲーム機「Wii U」や「ニンテンドー3DS」を親が持っているケースもあるかもしれませんが、現在はメーカーの生産終了となっています。
【編集部おすすめソフト①】
大好きなキャラクターと一緒にもじやかずを楽しく学べる
「ドラえもん学習コレクション」(小学館)4950円
「3DS」用の大人気学習ゲームソフトが「Nintendo Switch」でも使用可能に! 特に人気が高かった4作がひとつのパッケージになって、「Switch」用として発売されています。内容的にも値段的にも、お祝いのプレゼントにぴったりです。
- 対応機種: Nintendo Switch
- プレイ人数: 1人
【セット内容は次の通り】
- 「ドラかず~のび太のすうじ大冒険」…小1の数のおけいこ・足し算・引き算から、小2の掛け算、小3の割り算までを、シューティングゲームなどを通して楽しく学習。
- 「ドラもじ~のび太の漢字大作戦」…小1~6年までレベルを選んで読み・書きを学習。
- 「ドラえいご~のび太と妖精のふしぎコレクション」…アルファベットの読み書きからネイティブの音声を通じて正しい発音まで身につきます。
- 「ドラちえ~ミニドラ音楽隊と7つの知恵」…パズルやゲームをクリアしながら思考力・観察力・記憶力などを身につけることができます。
【編集部おすすめソフト②】
考える力を育む“知育系”ならこちらもおすすめ!
「ドラThink のび太のわくわく頭脳アドベンチャー」(小学館)6578円
大人気の知育アプリ「シンクシンク」の問題を1000問以上収録した「Nintendo Switch」用のソフトです。囚われてしまったドラえもんを救出するため、問題を解いて敵ロボットを撃破しながら、思考力や集中力などを養うことができます。
- 対応機種: Nintendo Switch
- プレイ人数: 1人
【編集部おすすめソフト③】
ひとりでコツコツはもちろん、家族一緒に楽しめるのがポイント
「やわらかあたま塾いっしょにあたまのストレッチ」(任天堂)3278円
「直感」「記憶」「分析」「数字」「知覚」のジャンルごとにさまざまな問題をクリアしながら、“あたまのストレッチ”をしていきます。最大4人まで一緒にプレイOK。幼児クラス~エリートコースまで6クラスの難易度から選択できるため、未就学児からパパ・ママ、祖父母までみんなで楽しく遊ぶことができます。さらに、世界中のプレイデータと競う“ゴースト”といつでも対戦することも可能。
- 対応機種: Nintendo Switch
- プレイ人数:TV&テーブルモード1~4人、
携帯モード:1~2人
逆にお祝いをいただく側の場合、お返しはどうする?
最後に、お祝いをいただく側のマナーについてもご紹介しておきます。
お返しに「内祝い」を用意することがありますが、実は「内祝い」とは“内輪のお祝い”という意味で、お返しの意味ではありません。もともとは、結婚や出産、初節句、入学など身内におめでたいことがあったとき、親せきやご近所に報告を兼ねて宴席を設けたり、幸せのお裾分けの意味で贈り物をしたりする習わしのことです。
ただ時代の流れとともに変化し、現在ではお祝いをいただいた際の「お返し」という意味で使われることも多くなっています。
入学祝いは、主に身内からの援助の意味合いが強いため、お返しは不要と言われています。ただ、お世話になっている知人やご近所からいただいた場合などは、やはりなんらかのお返しが必要という場合も。そんなときには、いただいたお祝いの3分の1~半分程度の金額の品物を用意し、入学式から1カ月以内にお渡しするとよいでしょう。
入学内祝いの定番品としては、日持ちする焼き菓子やせんべい、コーヒーや紅茶といった食品、タオル、洗剤などが人気です。もしお相手の趣味がわからないといった場合は、カタログギフトを利用するのもひとつです。「シンプルチョイス」(プレーリードッグ)なら、1000円コース(税込1100円)、1500円コース(税込1650円)というように500円刻みでコースが用意されていて、熨斗やメッセージカードを選んでつけることもできておすすめです。