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ママ&パパの力になる!
おやげんきごはんvol.8
胃腸をいたわる
里芋のポテトサラダ

日々、仕事や子育てに忙しいパパやママ。「なんだか疲れたな」「調子が出ないな」そんなときは内側から元気になれる、旬の食材を使った一品を作ってみませんか。料理家の千葉葵さんに簡単に作れるレシピを考案してもらいました。

レシピ考案:千葉葵
料理家・管理栄養士で一児の母。こども園やデイサービスの給食勤務経験から、簡単ひと手間で新しい味付けの家庭料理を提案。旬野菜をたっぷり使ったご自愛レシピが大人気。Instagramではフォロワー数12万人を超えている(2025年10月時点)。

胃腸をいたわる
里芋のポテトサラダ

里芋のやさしい甘みとねっとり感を生かした和風ポテトサラダ。胃腸にやさしいので、朝晩の冷え込みが増し、体調を崩しやすい季節にぴったり。

おやげんきポイント

里芋は消化のよいでんぷんを含み、胃腸にやさしいのが特長です。食物繊維が腸内環境を整える助けをしてくれて、カリウムがむくみ予防にも役立ちます。低カロリーで満足感も得やすく、秋冬の養生にぴったりの食材です。

<材料2人分>

  • 里芋・・5~6個(約300g)/正味200g
  • ツナ缶(油漬け)・・1缶(70g)
  • A味噌・・大さじ1/2
  • A醤油・・小さじ1
  • Aはちみつ・・小さじ1/2
    ※はちみつがない場合や、1歳未満の乳児に与える場合は砂糖でも代用可能
  • 刻み海苔・・適量

今月の旬食材

<里芋>

旬は秋~冬。冬にかけては粘りが強くなり、ほっくりと甘みも増します。表面に泥がしっとりついていて、皮の縞模様がはっきりと平行に入っているものを選んで。



作り方

  1. 里芋をよく洗い、1周切り込みを入れる。里芋が大ければ2~3等分に切る。柔らかくなっているところは切り落とす。



  2. 耐熱のボウルに入れてラップをかけたら、レンジ600Wで10分加熱する。竹串で火の通りを確認し、固いものは再び加熱する。



  3. やけどに注意しながら熱いうちに皮をむく。フォークやマッシャーなどで粗くつぶし、粗熱を取る。


  4. ボウルに軽く水気の切ったツナ缶と【A】を混ぜ合わせ、つぶした里芋に③を加えてよく和える。


  5. 器に盛りつけ、仕上げに刻み海苔をのせる。

まとめ

里芋のやさしい甘みと和風の味付けが、体だけでなく心までほっと癒してくれる一品。里芋は暑さや寒さに弱いため、涼しく温度変化の少ない冷暗所で、新聞紙に包んで保存するのがおすすめです。胃腸の調子を整えることは免疫力アップにもつながります。このポテトサラダで、季節の変わり目を元気に乗り切ってくださいね。

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