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「仲間外れ」「からかい」…どうする?
小学一年生の
「おともだちトラブル」対処法

入学から1カ月ほどが経ち、少しずつ学校生活に慣れてくるころ。ほっとしたのも束の間、「友達とうまくいっているのかな?」と気になる出来事が増えてくる時期でもあります。
新一年生は、まだ相手の立場に立って考えたり、自分の気持ちをうまく言葉にしたりすることが難しいもの。そのため、小さなすれ違いがトラブルにつながることも少なくありません。
今回は、小学一年生に多い友達トラブルのサインや具体例、そして親としての関わり方をご紹介します。

見逃さないで!
「おともだちトラブル」があるときの
子どものサイン

子どもは、トラブルがあっても自分からうまく話せないこともあります。そんなときは、日常のちょっとした変化に目を向けてみてください。

  • 友達の話をしなくなる
  • 元気がなくなる、表情が暗い
  • お腹が痛い、頭が痛いなど体調不良を訴える
  • 「学校に行きたくない」と言い出す(行き渋り)

これらはすべて、「何か困っていることがあるよ」というサインかもしれません。
無理に聞き出そうとするのではなく、タイミングを見ながら「いつもと違うから心配だよ」「いつでも味方だよ」とやさしく声をかけ、安心して話せる雰囲気をつくることが大切です。

ここからは、よくあるトラブルの具体例とともに、親としての関わり方、さらに先生に相談した方がよいケースについてご紹介します。

仲間外れ

「入れて」と声をかけたのに「ダメ」と言われたり、遊びに入れてもらえなかったり…。そんな場面は、小学一年生によくあるものです。
まだ遊びのルールをしっかり理解できていなかったり、気持ちのコントロールがうまくできなかったりするため、そのときの気分で断ってしまうこともあります。

親の関わり方
まずは「悲しかったね」と気持ちに共感することが第一歩です。そのうえで、「どうしたらよかったと思う?」と一緒に考えてみましょう。
無理にそのグループに入ろうとせず、別の友達や遊びを選ぶという視点を伝えるのもひとつです。

学校への共有について
一時的な出来事であれば見守ってOKですが、繰り返し続く場合や、特定の子からの仲間外れが続く場合は、先生に相談してもよいでしょう。

物の貸し借り

「貸して」「やだ」でトラブルになるケースも多いもの。
自分のものへの愛着が強い時期であり、「貸す・貸さない」の判断がうまくできないこともあります。

親の関わり方
「貸したくない気持ちもあるよね」と認めつつ、「どうしたらお互い気持ちよく過ごせるかな?」と考えるきっかけをつくります。
学校でのルール(おもちゃは持っていかない等)がある場合は、それも含めて確認しておくと安心です。

学校への共有について
大きなトラブルでなければ家庭内での声かけで十分ですが、物の取り合いやトラブルが頻発する場合は先生に共有を。

軽い気持ちで言った言葉が、相手を傷つけてしまうこともあります。
本人に悪気がない場合も多く、「どこまでが冗談か」がまだ分かりにくい時期です。

親の関わり方
言われた側であれば、「嫌だったね」としっかり受け止めます。
言ってしまった側であれば、「相手はどんな気持ちになるかな?」と考える機会をつくりましょう。

学校への共有について
一度きりであれば様子見でも大丈夫ですが、継続的に続く場合や子どもが強く傷ついている場合は、早めに先生へ相談することをおすすめします。

普段からやっておくといいこと

トラブルを完全になくすことは難しいですが、日頃の関わりで“乗り越える力”を育てることはできます。
まず大切なのは、子どもとの会話の時間を持つこと。「今日どうだった?」と日常的に話す習慣があると、いざというときにも相談しやすくなります。
また、自分の気持ちや意見を言葉にする練習も大切です。「イヤだった」「こうしたい」と伝える力は、トラブルを大きくしないための大きな助けになります。
さらに、「相手はどんな気持ちだったと思う?」と問いかけることで、相手の立場を想像する力も少しずつ育っていきます。

まとめ

小学一年生のトラブルは、成長の過程で自然に起こるもの。大人がすぐに解決してしまうのではなく、子ども自身が考え、経験することも大切です。とはいえ、つらい思いをしているときはしっかり寄り添い、必要に応じて学校とも連携を。子どもの小さなサインを見逃さず、安心できる居場所として支えていきたいですね。

イラスト)徳丸ゆう

ここにもトラブルの種が!?


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