法要Q&A(喪主側)

複数の法事を同時に行うことができるの、引き出物の表記はどうするの

複数の故人の年忌法要をまとめて行うことはできます。このような場合、参列者に対する施主側からのお返しの表書きは「志」と書きます。そして、その右上に少し小さめの字で、亡くなられた順に例えば「亡祖父十三回忌」「亡祖母七回忌」など、というように表記します。複数の法事を同時に行うのは、七回忌以降が好ましいとされています。

法要はいつまで行うの

法事は宗旨や地域さらには主催者の意思にもよりますが、仏式の場合は、葬儀のあと、7日毎に四十九日法要まで行われ(その内、初七日法要と四十九日法要が重視される傾向にあります)、その後一回忌、三回忌、七回忌と行われていくのが一般的です。
そして弔い上げについては、十七回忌までとするケース、三十三回忌までとするケース等様々です。菩提寺との関係もありますので僧侶と相談してみるのも一つです。
神式の法要は、「霊祭」と呼ばれ、10日毎の10日祭、50日祭、100日祭、1年祭と続きます。