あ行

アフタヌーンドレス

昼間のフォーマルな場で女性が着用するドレスのスタイル。カジュアルながらも上品さがあり、午後のパーティーや式典などに適した服装。

あわじ結び(アワジムスビ)

兵庫県淡路市が発祥の結び方で、和装や贈り物の包装に使用。2つのリボンを組み合わせて美しい結び目を作る。

市松人形(イチマツニンギョウ)

伝統的な日本の人形で、市松模様の着物を着た人形のセット。初節句の際に飾られ、子どもの健康や幸福を願う意味が込められている。

一升餅(イッショウモチ)

日本の伝統的な祝いの食べ物で、節句の際に用いる。一升(いっしょう)という単位の餅を重ねたもので、豊かな食物と幸福を象徴。

五つ紋付(イツツモンツキ)

紋付き羽織袴の一種で、背中に五つの紋を配した装い。特別な冠婚葬祭や格式の高い場での正装として用いられる。

犬張子(イヌハリコ)

日本の伝統的な人形の一種で、犬の形をした木製の人形。祭りや行事で使われ、邪気を祓うために舞われることもある。

イブニングドレス

夜間のフォーマルな場で女性が着用するドレスのスタイル。華やかで豪華なデザインが特徴で、夜のパーティーや社交場にふさわしい。

色打掛(イロウチカケ)

成人式や結婚式などの式典で女性が着用する、正装の着物。鮮やかな色柄があり、袖口や裾に刺繍や金箔が施されることが多い。

色留袖(イロトメソデ)

着物の一種で、既婚女性や振袖を卒業した未婚女性の礼装・準礼装用の着物。豪華な装飾が施され、色鮮やかな袖が特徴。

祝い膳(イワイゼン)

結納が終わったあとに、両家で囲んで、食事やお酒を交わすもの。祝い事や特別な場で提供される、豪華な料理の膳。

岩田帯(イワタオビ)

妊婦の妊娠5か月目(戌の日に)に安産を祈願して巻く腹帯。

ウエルカムドール

ウェディングやパーティーなどで使用される、歓迎の意を表す人形。会場の入り口や出迎えの場所に飾られ、ゲストを出迎える役割を果たす。

氏神様(ウジガミサマ)

特定の地域や家族に守られる守護神で、信仰の対象とされる神様のこと。

牛若丸(ウシワカマル)

源義経(みなもとのよしつね)の幼名であり、日本の歴史上の英雄。五月人形のモチーフとしても知られている。

薄墨(ウスズミ)

熨斗紙に書く際に使用する筆の墨の濃さ。葬儀などでは涙で墨が薄くなり、辛く悲しい出来事であることを表意する。

内のし(ウチノシ)

贈り物の包装紙の内側に添えるのしで、贈り主の名前やメッセージを明記。贈られた人だけが中を確認できるようになっている。

延寿萬歳(エンジュバンザイ)

長寿で健康な生活を願う言葉。長い寿命と幸福な歳月を祈り、健康と幸福を願う意味がある。

燕尾服(エンビフク)

男性の夜のフォーマルな服装。後ろが燕の尾のようなのでそう呼ばれる。

お宮参り(オミヤマイリ)

生後1か月ほどの赤ちゃんが初めて神社やお寺を訪れる儀式。健康や成長を祈り、お参りと祈祷が行われる。

延命長寿(エンメイチョウジュ)

長い寿命と健康な生活を延ばすことを願う言葉。長寿と健康を願い、幸せな人生を追求する意味がある。

お焚き上げ供養(オタキアゲクヨウ)

お盆の期間中に行われる、故人の霊を供養する行事。亡くなった人々のために火を焚き、供物や祈りを捧げる。

送り盆(オクリボン)

お盆の期間中に先祖の霊を送り出す行事。供物や手向けをし、先祖の霊を故郷に送り出す儀式を行う。

お食い初め(オクイゾメ)

生後100日頃に行われる赤ちゃんの初めての食事の儀式。家族が赤ちゃんに稲穂を持たせて口に触れさせ、健康な成長を祈る。

か行

懐紙(カイシ・フトコロガミ)

儀式や冠婚葬祭などで使用される小さな紙。手に持ち、清めたり、重要な手紙を包んだりするために使われる。

鏡餅(カガミモチ)

日本の正月の行事であるお正月飾りの一つで、円形の餅を重ねて作ったもので、神様への供え物として使われる。

餓鬼道(ガキドウ)

お盆の期間中にお迎えする餓鬼(亡くなった人の霊が苦しむとされる存在)を救済するための行事や供養を指す。

神楽(カグラ)

神聖な音楽や舞踊のことで、主に神社や祭りで奉納される。神の祝福や神聖な気持ちを表現し、神との結びつきを深める役割がある。

駕籠(カゴ)

人力で運ばれる乗り物で、箱型の車体に幕や蓋がついている。高貴な人々や花嫁などを運ぶ際に使用され、格式のある行事や祭りで見られる。

賀春(ガシュン)

春を祝福すること。春の到来や新たな季節の始まりをお祝いする意味を持つ。

賀正(ガショウ)

正月を祝い、新年の幸せを祈ること。新春のお祝いや挨拶を意味する。

柏餅(カシワモチ)

端午の節句に食べられる伝統的な和菓子。もち米を蒸してつき、柏の葉で包んで提供される。健康や子どもの成長を祈る。

賀新春(ガシンシュン)

新しい春の始まりを祝福すること。新年の幸せや成功を祈り、新たな出発を祝う意味を持つ。

合掌礼拝(ガッショウライハイ)

手を合わせ、祈りを捧げる仏教や神道の礼拝の形式。敬意や感謝の気持ちを表し、祈りや回向をする。

カトリック

キリスト教の一派で、ローマ教皇を中心とする教会の信仰体系。聖書と教皇の教義に基づき、礼拝や神聖な儀式が行われる。

兜飾り(カブトカザリ)

初節句の際に飾る、兜を模した飾り物。男の子の健康と勇気を祈り、邪気を払う役割がある。

上座(カミザ)

特別な席や儀式において、主要な地位や重要性のある人が座る場所。伝統的な日本の宴席や祭りでは、上座は最も栄誉ある場所であり、主賓や高位の人々が座る位置。

神棚(カミダナ)

家庭や事業所において、家族や祖先の霊や氏神様を祀るための棚のことで、神聖な場所とされている。

家紋(カモン)

武家や一部の商家が使用する家族や一族を表す紋章。衣服や旗印などに用いられ、家系や身分を示す。

供花(キョウカ・クゲ)

お寺や葬儀場において、故人への供物として用意される花。故人を偲び、供養の意を表す。

恭賀新春(キョウガシンシュン)

新春を敬意を込めて祝福する言葉。新年の幸せや成功を祈り、敬虔な祝福の意を表す。

儀礼(ギレイ)

社会的な行事や式典における形式的な慣習や作法のことであり、冠婚葬祭や公式の場で行われる。重要な場面において、儀式やマナーを遵守することが求められる。

謹賀新年(キンガシンネン)

新年を祝う厳かな挨拶や祝福の意味。新たな年を心からお祝いし、幸せを願う。

金太郎飾り(キンタロウカザリ)

金太郎の伝説に登場する英雄を模した飾り物。子どもの成長と勇気を祈る意味があり、初節句の際に飾られる。

供物(クモツ)

神社やお寺に捧げられる物品。食物や飲み物、花や線香などがあり、神聖な場で神仏に捧げる。

黒五つ紋付羽織袴(クロイツツモンツキハオリハカマ)

成人式などの特別な行事で男性が着用する和服。黒地に五つ紋が配された袴であり、格式の高い正装として知られる。

黒塗り(クロヌリ)

漆器の一種で、黒色の漆を塗った食器や装飾品のこと。深みのある黒色が特徴であり、上品さや落ち着きを演出する。

黒引き振袖(クロヒキフリソデ)

成人式などの特別な場で着用される若い女性の着物。黒地に鮮やかな柄が引かれた振袖で、格式高い装いとして知られる。

慶事(ケイジ)

喜ばしい出来事や祝いの行事のこと。結婚式や誕生日などの喜びの場、祝福の気持ちを共有する場を指す。

迎春(ゲイシュン)

新しい春の到来を歓迎すること。春の訪れや新たな始まりを祝福する意味が含まれている。

元服(ゲンプク)

古代日本の儀式で、男子が成人する際に行われた衣装の変更のこと。子供から成人への転換を象徴。

香炉(コウロ)

お線香を焚くための容器。香木や香粉を燃やし、香りを立てて神仏への供養や祈りを表す。

虚空蔵菩薩(コクウゾウボサツ)

仏教の菩薩の一つで、智慧や知識を持つ存在。学問の成就や願いの達成を祈る際に崇められる。

五穀豊穣(ゴコクホウジョウ)

農作物が豊かに実ることを願う言葉。五穀(米・麦・粟・黍〈きび〉・稗〈ひえ〉)の豊かな収穫と食料の豊富さを祈る意味がある。

御祝詞(ゴシュクシ・ゴノリト・ゴシュクジ)

神社や神道で読み上げられる祝詞。神聖な言葉で神の祝福を伝え、祈りと感謝の気持ちを表現する。

御所車(ゴショグルマ)

貴重な神輿や行事用の装飾された車。祭りや行事の際に神職や神像を運ぶために使われ、華やかな行列を形成する。

こども鎧大将飾り(コドモヨロイタイショウカザリ)

初節句の際に飾る、子ども用の鎧と兜のセットの飾り物。将来の立派な武将になるよう願いを込められている。

五人囃子(ゴニンバヤシ)

五人の囃子方(はやしがた)が組んで演奏する囃子の形式。主にひな祭りの際に、太鼓や笛などの楽器を演奏し、華やかな雰囲気を盛り上げる。

ご利益(ゴリヤク)

神社や寺院などで祈願することによって得られる、幸福や成功、健康などの好ましい結果や効果。

さ行

斎主(サイシュ)

神社や寺院などで祭祀や儀式を執り行う役割を担う者。正式な手順に従い、神聖な場での祭典を指導し管理する。

盃(サカヅキ)

酒を注ぐための器具で、酒を飲む際に使われる。お祝いや宴会などで使用され、飲み物を注いで交わすことで親交を深める。

三人官女(サンニンカンジョ)

女性三人が組んで舞う伝統的な舞踊の形式。雅楽などの音楽に合わせて舞い、祝いや祭りなどで披露される。

賛美歌(サンビカ)

宗教的な儀式や礼拝で歌われる讃美の歌。神に感謝や賛美の気持ちを表現し、信仰の深化や共感を図る役割を果たす。

七五三(シチゴサン)

3歳、5歳、7歳の子供たちの健やかな成長を祝う行事。子供たちは特別な着物を着て神社を訪れ、祈祷を受ける。

七福神(シチフクジン)

日本の信仰で、幸運や福をもたらすとされる七つの神様。寿老人や福禄寿などの神々が含まれる。

仕丁(シチョウ/ジチョウ)

神社や寺院で働く職員や巫女のことを指す言葉。神職や神社の業務を担当し、儀式や祭りの補助をする役割を果たす。

漆器(シッキ)

日本の伝統的な工芸品で、漆を使って作られる食器や容器のこと。美しい輝きや耐久性があり、お宮参りなどの特別な席で使われることが多い。

下座(シモザ)

上座の対義語であり、特定の席や儀式において上座に対して地位や重要性の低い場所。一般的には上座の逆側に位置し、客や一般の参加者が座る場所。

社務所(シャムショ)

神社の事務処理や管理を行う場所。神職や関係者が業務を行い、祭りや行事の運営を担当。

十三参り(ジュウサンマイリ)

13歳の節目に行われる行事。子供の成長を祝い、自立心や心の成熟を祈るために神社を参拝する。

祝電(シュクデン)

結婚式や披露宴などの特別な日に、遠方から祝福やお祝いの気持ちを伝えるために送られる電報やメッセージ。

酒肴料・御酒肴料(シュコウリョウ/ゴシュコウリョウ)

酒肴を振る舞う代わりに出す祝儀の金。現在では妻方の祝膳に対するお礼の意味とも解釈されている。

数珠(ジュズ)

仏教で用いられる、108玉の念珠。瞑想や祈りの際に使用され、数珠を手で回しながら経文や願い事を唱える。

出産祝い(シュッサンイワイ)

赤ちゃんの誕生を祝うための贈り物や行事のこと。赤ちゃんの用品や祝福の品が贈られ、幸せを祈る気持ちが込めらている。

朱塗り(シュヌリ)

漆器の一種で、朱色の漆を塗った食器や装飾品のこと。鮮やかな朱色が特徴であり、格式の高い場で使われることが多い。

修祓(シュバツ・シュウバツ)

神社や寺院などで行われる、邪気や穢れを祓い清める儀式。神聖な場所や物を清め、神の加護を得るために行われる。

準礼装(ジュンレイソウ)

比較的正式な場に出席する際に求められる、礼装に次ぐ程度の装いのこと。男性はスーツ、女性はカクテルドレスや上品なスタイルの服装。

頌春(ショウシュン)

春の美しさや素晴らしさを称えること。春の訪れを歓喜し、賛美する意味がある。

菖蒲湯(ショウブユ)

端午の節句の風習で、菖蒲の根を浴槽に入れて湯に浸し、身を清める。邪気を祓い、健康と厄除けを願う。

小揖(ショウユウ)

挨拶や礼儀作法の一つで、身をかがめて軽くお辞儀をすること。敬意や謙虚さを表す行為。

白木箸(シラハシ)

木材を加工して作られた自然な白い色合いの箸。和食や料理の味を引き立てるために使用され、清潔感や素朴さを表現。

白羽二重(シロハブタエ)

羽二重で地の白いもの。お宮参りの産着に使う。羽二重とは縦糸・横糸に良質の撚よりのない生糸を用いた絹織物。

白無垢(シロムク)

結婚式で新婦が着用する伝統的な衣装。白地に赤い縫い目が特徴で、純潔や神聖さを象徴する。

師走(シワス/シハス)

12月のことを指す言葉で、年末に近づく時期を表す。忙しい年末の月とされ、多くの行事や準備が行われる。師走は新年を迎える前の大切な時期とされる。

神父(シンプ)

キリスト教のカトリック教会において聖職者の一つ。聖体の奉仕や告解の聴取などの任務を担当し、信徒の霊的な指導を行う。

神座(シンザ)

神社や寺院などで神や仏を祭るための特別な場所。神聖な存在が宿るとされ、信仰の対象として崇められる。

進物線香(シンモツセンコウ)

人に差し上げる線香。神社や仏教の寺院で奉納される特別な線香。神聖な場において贈り物として捧げられ、神仏への敬意や感謝の意を表す。

随身(ズイジン・ズイシン)

重要な人の側近や補佐役を指す言葉。身近に付き添い、世話や援助をすることを意味する。

末広がり(スエヒロガリ)

幸せや繁栄が終わりなく続くことを表現する言葉。運勢や幸福が広がり続け、成功と繁栄が続くことを願う意味がある。

ストレートチップ

つま先に細いラインが入っている靴。フォーマルな靴の定番。

正餐(セイサン)

披露宴で行われる主要な食事のこと。一般的にコース料理や多品目の料理が提供され、格式高い席での食事として重視される。

清算金(セイサンキン)

結婚式当日に発生した追加費用とそれをその日に清算するためのお金。

誓詞奏上(セイシソウジョウ)

結婚式や特別な儀式で、参加者が神や仏に対して誓いや感謝の言葉を述べること。自己の心情や決意を述べ、神聖な場での誓いや奉納を行う。

外のし(ソトノシ)

贈り物の包装紙の外側に添えるのしで、受け取る人が内容を確認する前に外す。外のしには、贈り主の名前やメッセージが書かれている。

た行

大文字焼き(ダイモンジヤキ)

お盆の期間中に行われる伝統的な行事の一つ。山や田畑に大きな文字を組み立て、夜に火をつけて燃やす。

高足(タカアシ)

料理の盛り付けや食器の足の形状の一つで、細長い形状を指す。特に日本料理や懐石料理などで使われ、上品さや華やかさを演出する。

高砂(タカサゴ)

結婚式の場で新郎新婦が座る特別な席。一般的に舞台や畳の上に設けられ、新郎新婦が祝福を受ける場所となる。

タキシード

正装の一つで、晩餐会やフォーマルなイベントで男性が着用する服装。一般的に黒のジャケットとズボン、ホワイトシャツ、黒のボウタイが特徴であり、特別な場での洗練されたスタイルを演出する。

玉串奉奠(タマグシホウテン)

神社や寺院などで行われる祭りや祭典で、神々への供物として玉串を捧げる儀式。信仰や感謝の気持ちを表す。

ちまき

端午の節句に食べられる米を使った料理。もち米を竹の葉で包み、煮たり蒸したりして作られる。節句の風物詩となっている。

チャーチウェディング

キリスト教の教会で行われる結婚式のこと。カトリックやプロテスタントの教会で、神聖な儀式としてカップルの結婚が執り行われる。

チャペルウェディング

小さな礼拝堂やチャペルで行われる結婚式のこと。宗教的な式典や非宗教的なセレモニーが行われ、家族や友人が参列する。

手水舎(チョウズヤ/テミズヤ)

神社やお寺にある、清めの儀式を行う場所。手を清めるための水が用意され、参拝者はここで手や口をすすぐ。

蝶結び(チョウムスビ)

日本の伝統的な着物や帯の結び方の一つで、帯の中央に結ぶことで蝶の形に見える結び目。華やかさや可愛らしさを演出するために利用。水引の結び方の一種。

長楽萬年(チョウラクマンネン)

長く繁栄することを願う表現。永遠の喜びや繁栄を祈り、幸せな未来を願う意味がある。

通過儀礼(ツウカギレイ)

特定の年齢や段階を迎える際に行われる儀式や行事。成人式や入学式など一例。

角隠し(ツノカクシ)

和式の婚礼において、花嫁が文金高島田(ぶんきんたかしまだ)という結髪を覆う形で被る帯状・幅広の布。

つるし雛(ツルシヒナ)

桃の節句に飾る、細長いひな人形の飾り物。ひな祭りの象徴であり、家族の女子の健康と幸せを祈る意味がある。

テールコート

正装の一つで、特に夜のフォーマルな行事や公式な晩餐会で男性が着用する服装。後ろが長い黒のフロックコートと、ストライプ入りのズボン、ウエストコート、蝶ネクタイがセットとなる。

手桶(テオケ)

お墓参りや法事などで使用される手に持つ桶。水や清めのお茶を入れ、手を清めるために使われる。

寺子屋(テラコヤ)

江戸時代に寺院や医者の家で子供たちが学ぶ場所。基礎的な学問や読み書きを教える教育機関。

冬至(トウジ)

一年の中で、太陽が最も低い位置に達する日。12月21日頃に訪れる冬の節目であり、日照時間が最も短い日となる。冬至は陰陽思想や五行思想に基づく伝統的な重要な日であり、節句や行事が行われる。

灯篭(トウロウ)

お墓や庭園に置かれる石や鉄でできた灯りの入れ物。夜間にろうそくやランプをともし、故人を追悼する。

稚児(チゴ)

子供の神職や神官のこと。神社の祭りや儀式において、神様に仕える役割を果たす子供たちを指す。

ドレスソックス

フォーマルな場面に着用する、足首までの長さのソックス。通常、無地または小さなパターンが施されている。

な行

仲人(ナコウド)

人間関係を仲立ちする役割の人。媒酌人、月下氷人とも言う。特に男女の間で結婚の仲立ちをする人。

二分の一成人式(ニブンノイチセイジンシキ)

10歳になる年に行われる行事。20歳の半分となる10歳という節目を迎え、成長と将来の幸せを祈る。現在成人年齢が18歳となったため、自治体等で対応がわかれている。

熨斗(ノシ)

日本の伝統的な贈り物包装の方法で、お祝いの場や法事などで利用。包装紙に熨斗を施し、贈り物の表面に貼り付ける。

熨斗紙(ノシガミ)

贈り物やお祝いの品に添えられる、包装紙や包装の一部に使用される特別な紙。祝いの気持ちや目的を表す文字や図柄が印刷されている。

幟(ノボリ)

竿に取り付けられた長方形の布。祭りや行事の際に旗として掲げられ、所属や行事の象徴となる。

は行

ハーフバースデー

生後6か月を迎える赤ちゃんの半歳記念のこと。成長を喜び、家族や親しい人たちとお祝いする儀式。

媒酌人(バイシャクニン)

結婚の仲介や取り持ちをする人。仲人のこと。式および披露宴では新郎・新婦を介添えする。

歯固め(ハガタメ)

赤ちゃんのお食い初めやお宮参りなどの際に使われる、硬い食べ物や石のこと。主に御祝儀の一部として用意され、子どもの成長や健康を願う意味が込められている。

初節句(ハツセック)

子どもが生まれて初めて迎える節句のこと。女の子は、桃の節句(3月3日)、男の子は、端午の節句(5月5日)。

初穂料(ハツホリョウ)

お祝いや厄払い、地鎮祭、棟上げ、葬儀などの神社で行う神事の際に納める謝礼またはその表書き。

破魔矢(ハマヤ)

破魔弓とセットで使用される矢で、邪気を払い、福を招くとされている。主に正月や節句の際に用いる。

破魔弓(ハマユミ)

邪気を祓うための弓で、正月や節句などの行事で使用。悪縁や病気から身を守るとされている。

伴侶(ハンリョ)

結婚やパートナーシップを結んだ相手。夫や妻。

菱餅(ヒシモチ)

初節句の際に食べる、ひし形の形をした餅。家族の幸福や子どもの健康を祈り、お祝いの食べ物として用意されます。

筆耕(ヒッコウ)

筆記具を使って手紙や書類を美しく書くこと。書き写すこと。

被布(ヒフ)

七五三の際に子供が着用する着物の下に着る衣類。通常は白色で、清らかさと格式を表現する。

袱紗(フクサ)

ご祝儀やお香典を包むのし袋・金封を包む布。冠婚葬祭で用いることが多い。

福寿(フクジュ)

幸福と長寿を願うこと。幸運や健康などの祝福を祈り、人々の幸せな人生を祝う意味が込められている。

不浄(フジョウ)

清浄でないことを指し、神聖な場所や儀式においては、身を清める必要がある状態を指す。

仏具(ブツグ)

仏壇やお寺で使用される仏教の儀式具。香炉や数珠、お線香などが含まれ、信仰や供養の儀式に使用される。

仏壇(ブツダン)

仏教の信仰において、故人を供養するために設置される祭壇。仏像や位牌が置かれ、供養や祈りが行われる。

プレーントゥ

つま先に飾りが施されていない靴。フォーマルな靴の定番。

フロックコート

正装の一つで、特に昼間のフォーマルな行事で男性が着用する服装。シングルブレストの長い黒いコートとグレーのストライプ入りズボンが特徴。

プロテスタント

キリスト教の一派。個々の信仰と聖書の重視を特徴とする。多様な教派が存在し、礼拝や儀式は教派によって異なる。

文金高島田(ブンキンタカシマダ)

女の結髪の一種で、文金風に髻(もとどり:束ねたところ)の腰を高くした島田髷(しまだまげ)。現在では、花嫁の髪形として使われる。

平服(ヘイフク)

一般的には普段の服装やカジュアルな服装であるが、特別な式典やフォーマルな場において準礼装や略礼装を意味する表現として用いることもある。

兵児帯(ヘコオビ)

七五三の際に女の子が着用する帯の一種。幅広で装飾が施されており、着物の上から結ぶ。

返礼品(ヘンレイヒン)

結婚式で、ゲストに感謝の気持ちを込めて贈る品物。

訪問着(ホウモンギ)

冠婚葬祭などで着用される、女性の正装の一つ。柄が上前後ろに配置され、比較的華やかなデザインの着物である。

法要(ホウヨウ)

仏教の儀式や法事。故人の冥福を祈り、経文を読誦し、供養や回向を行う儀式を指す。

牧師(ボクシ)

キリスト教のプロテスタント教会で信者の指導や礼拝を行う聖職者。結婚式や葬儀などの儀式を執り行ったり、教義の説明や助言を行ったりする。

ぼた餅(ボタモチ)

5月5日の端午の節句に食べる、小豆を甘く煮て餅に包んだもの。日本の伝統的な餅の一種。

ま行

水引(ミズヒキ)

日本の伝統的な飾り結びの一つで、和紙や細いリボンを使用して包装紙や贈り物に結び付ける際に使用。色とりどりの水引が様々な意味やシンボルを表現する。

迎え盆(ムカエボン)

お盆の期間中に先祖の霊を迎える行事。家族が先祖の霊を迎え、供物や食事を用意して故郷に帰ってきた霊を迎え入れる。

武者人形飾り(ムシャニンギョウカザリ)

武士や戦士の姿をした人形の飾り物。男の子の成長や武運を願い、初節句や節句の時期に飾られる。

結び切り(ムスビキリ)

水引の結び方の一種で、ひもの先端が上を向くように結ばれた形。ほどけないように固く結ばれていることから、一度きりのお祝い事や弔事に使う。

無病息災(ムビョウソクサイ)

無病で健康であることを祈る言葉。病気や災難から守られ、健康で平和な生活を送ることを願う意味がある。

モーニング

正装の一つで、主に午前中の式典やフォーマルなイベントで男性が着用する服装。通常、グレーまたは黒のジャケットとストライプ入りのズボン、ウエストコート、蝶ネクタイなどが含まれる。

紋付(モンツキ)

女児の出産の祝い着として贈られる。友禅模様のものが多い。

紋付広袖(モンツキヒロソデ)

男児の出産の祝い着として贈られる。熨斗目模様のものが多い。

や行

結納(ユイノウ)

結婚の約束(婚約)の成立を確認するため、お金や品物を取り交わす習慣。

結納返し(ユイノウカエシ)

結納を受けた側から、結納を贈った側に贈り物を返すこと。結納返しの方法などは地域によって異なる。

結納金(ユイノウキン)

結婚の儀式において、結納の時に女性の両親への感謝や結納の品の一つとして贈られる金銭。結納の品、結納の方法などは地域によって異なる。

友禅(ユウゼン)

友禅は、日本の伝統的な染めの技法で、お宮参りの祝着や着物に用いられる。

鎧飾り(ヨロイカザリ)

初節句の際に飾る、鎧を模した飾り物。男の子の健やかな成長や将来の武運を願う意味が込められている。

ら行

立志式(リッシシキ)

人として志を立て、人生の指針と強い意志を表明し、前向きに自己の将来を設計しようとする力を培う式。奈良時代の元服の儀の流れ。

立身出世(リッシンシュッセ)

社会的な成功や地位向上を目指すこと。自らの努力や才能によって地位や名声を築き、出世することを意味する。端午の節句では鯉のぼりがそれを象徴。

略礼装(リャクレイソウ)

比較的カジュアルな場に出席する際の装いのこと。正装ほど厳格ではなく、一般的な社交やビジネスの場でも受け入れられる服装。

礼装(レイソウ)

正式な場や特別なイベントに出席する際に着用する装いのこと。男性の場合は礼服やスーツ、女性の場合はドレスやフォーマルなスタイルの服装。

礼服(レイフク)

正装や格式ある服装。冠婚葬祭や重要な場面で着用され、厳かな場にふさわしい服装を意味する。

六輝・六曜(ロッキ/ロクヨウ)

日の吉凶に関する陰陽道などに由来する暦のこと。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がある。

わ行

和歌(ワカ)

日本の伝統的な詩形の一つであり、特定の形式や制約を持った詩のこと。5・7・5・7・7の音数で構成され、季節や自然、恋愛などの主題を詠む。

綿帽子(ワタボウシ)

主に白い綿素材で作られ、婚礼に新婦の顔をおおうのに用いたかぶりもの。

A-Z行